こんにちは。うたた寝です。
2月4日(土)の「マツコ会議」は、
マツコ・デラックスのアンドロイドである、
“マツコロイド“が登場!!
“マツコロイド”…、懐かしい!と思った方、どれくらいいますか?
8年前、「マツコ会議」が始まる前に、
同じ時間に放送していたのが「マツコとマツコ」という番組でした。
マツコとマツコロイドの番組で、
当時は「世界初のアンドロイドバラエティー」と銘打っていました。
この番組を思い出すと、割とすぐに終わってしまった印象で、調べてみるとたった25回で最終回を迎えています。
当時の私は「アンドロイドとのトーク番組ってネタ考えるのって大変そうだもんな」くらいに思っていましたが、
どういった理由でこの番組が終了したのかは特に公表されていませんでした。
なぜ「マツコとマツコ」は終わってしまったのでしょうか?
また、マツコロイドの声を聞いているとあまりにもマツコの声と酷似していますが、
8年前の番組放送時は
芸人である”ホリ”の声のときと、
マツコの声を合成した声のときと2つのパターンがありました。
8年経った今もこの2つの方法で番組に出演しているようです。
今回はマツコロイドが出演していた番組「マツコとマツコ」がなぜ終わってしまったのか、
マツコロイドの声はどのように使い分けられているのかについて記事にまとめていきたいと思います!
【この記事はこんな方におすすめ】
- 「マツコとマツコ」の番組内容を簡単に知りたい
- 「マツコとマツコ」が終了した理由の推測を知りたい
- マツコロイドの声の使い分けについて知りたい
気になるトピックはありましたか?
ぜひ最後までお付き合いください!
マツコロイドの声はホリ&AITalk
冒頭でも書いた通り、
マツコロイドの声は芸人のホリがアテレコしているときと、
マツコ本人の声を合成したものが使われているときと2パターンがあります。
まだ「マツコ会議」のマツコロイド登場回が放送される前ではありますが、
おそらく現在も同じ方法で出演しているようです。
その証拠にマツコ会議にマツコロイドが出演する特別番組では、出演者欄にホリさんがいました。

さらに過去、「マツコとマツコ」放送中に、AI用合成エンジンを開発する会社が自社の開発エンジンが”マツコロイド“に採用されたことを公表していました。

あれからアンドロイドの研究が続けられていると考えると、当時と同じエンジンを使用していないとしても、
なんらかの合成音声エンジンを使用していることはほぼ確定かと思います。
そのため現在もテレビ出演時のマツコロイドはホリさんの声と合成音声を使い分けていると考えて良いでしょう。
AITalkのとき
とはいえ、この2つの音声をどのように使い分けているのか、気になりますよね。
「マツコとマツコ」番組当初は、
ずっと合成音声ではなく、
実験として話してみよう!というニュアンスのときに
合成音声でマツコロイドが話していたというイメージが強いです。
現在どうなっているかはわからないのですが、
当時のマツコロイドは、
あまり雑談が出来なかったのです。
マツコロイドに関する記事で当時の会話内容が残っていましたので、引用します。
【マツコ】こんばんは
https://president.jp/articles/-/43884?page=2
【マツコロイド】どうもですぅ
【マツコ】そればっかりね
【マツコロイド】早速だけど、今晩は何を食べたのかしら?
【マツコ】お弁当
【マツコロイド】お弁当は旦那が作るのです
【マツコ】うらやましいわ
【マツコロイド】夫婦は似てくるって本当なの?
【マツコ】本当だと思う
【マツコロイド】同じ趣味を持つと老後も夫婦円満でいられるだろうね
【マツコ】いい加減夫婦の話題から離れない?
【マツコロイド】記念日は忘れずお祝いしますぅ
【マツコ】あなたしつこいわよね
【マツコロイド】夫婦仲はいいのかしら?
【マツコ】独身です
【マツコロイド】11月のいい夫婦の日に家族で何かお祝い事をするのかしら?
【マツコ】だから独身です
【マツコロイド】独身は税金が高いです
上記の会話内容を見ていただくとお分かりかと思うのですが、
この状況で番組をずっと進行してしまうと、放送事故になりかねません…。
ホリの声のとき
そういった欠点を補うために声を担当したのがホリさんでした。
レギュラー番組になったからには、
マツコとマツコロイドが常に会話をしていく必要があるわけですが、
毎回かみ合わない会話だと、
視聴者ももやもやしてしまうでしょう。
そこでモノマネ芸人として腕のあるホリさんが登場したというわけです。
番組をしっかり進行しないといけないときはホリさん、マツコロイドをアンドロイドとして話させたいときには合成音声でと使い分けていたようですね。
「マツコとマツコ」はなぜ終わったか
さて、ここからはマツコロイドが出演していたレギュラー番組「マツコとマツコ」について、なぜ番組が終わってしまったかについて推測していきます。
冒頭でも書いた通り、
正式な理由は発表されてはいません。
ただ、番組が終了するときに一番多そうな理由である「視聴率」と考えるのは早計かと思います。
なぜなら、この「マツコとマツコ」がレギュラー番組になったのは、
パイロット版が放送されて人気だったからなのです。
かつ、この時期の日テレ番組は大幅に番組を改編していた時期でもありました。
さらに、出演者は大人気のマツコです。
視聴率とだけで片付けてしまうのは違う気がします。
そこで私が勝手に「こういう理由で終わったんじゃないの?」といくつか推測してみようと思います!
私が考える「マツコとマツコ」が終わった理由を発表します。
- 制作費が高すぎた
- 石黒先生が忙しい&マツコロイドの改良の余地
- 長期的にネタを考えるのが難しい
一つ一つ説明していきます。
制作費が高すぎた
番組に出演していたマツコロイドはアンドロイド研究の最先端技術を使っています。
製作者は世界的にも有名な石黒浩先生。

その製作にかかった金額は不明ではありますが、ネット上では1,000万円以上かかっているという話もあります。
しかし、最先端技術を使っていると考えると、私の予想では更に高額な金額がつぎ込まれているのではないかと思います。
「マツコとマツコ」は現在の「マツコ会議」と同じく深夜帯の番組ということもあって、ゴールデン番組と比べると、予算は確実に少ないでしょう。
そう考えると、こんな最先端のアンドロイドを継続して出演させる予算がなかったのではないかと推測できます。
石黒先生が忙しい&マツコロイドの改良の余地
この番組にはマツコロイドと一緒に毎回石黒先生も出演していました。
マツコロイドの動きをPCで確認したり、おそらく調整などもしていたため、
石黒先生の出演は必須でした。
そもそもマツコとの会話自体、
石黒先生にとっては研究材料の一つでしょうから、行かないわけにはいきませんよね。
ですが、石黒先生は世界的にも注目されている方です。
マツコロイドの精度も当時の会話内容を考えると、まだまだ改良の余地がある状態でした。
そういった状況で、石黒先生の出演とマツコロイドの出演が長期的に難しかったというのが理由の一つなのではないでしょうか?
長期的にネタを考えるのが難しい
アンドロイドが出演するレギュラー番組という革新的な番組ではありましたが、
当時見ていた視聴者としては若干「ネタを広げるのが難しそう」という印象がありました。
そもそもこのマツコロイドは立ったり座ったりという動作が出来るわけではありませんでした。
手や首の動きはあるものの、
テレビ的に出来ることといえば会話くらいですが、
その会話もおぼつかない状況でした。
テレビを企画する側であれば、
その状況から毎回、番組内容を考えるのが難しい状況だったというのが、
番組終了の一つの理由なのではないでしょうか?
マツコロイドと「マツコとマツコ」まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「マツコ会議」に8年前に放送していた番組で出演していた”マツコロイド“が出演するということで、
当時の番組「マツコとマツコ」が終わってしまった理由の推測や、
マツコロイドの声の仕組みなどについて
記事にまとめてみました。
改めて記事の内容を振り返ってみましょう!
- マツコロイドの声はホリ&本人の声の合成
- マツコロイドは場面によって声を使い分けていた
- 「マツコとマツコ」が終了した理由は不明
- 「マツコとマツコ」が終了理由の推測①:予算オーバー
- 推測②:ネタ切れ
- 推測③:石黒先生が多忙&マツコロイドを改良したかったから
当時、リアルタイムで「マツコとマツコ」を見ていた私としては、「懐かしい!」という気持ちが強かったです。
確か最終回のときはマツコがマツコロイドに対して「好きよ」と言って終わって、
なんだか不思議な気持ちになったのを覚えています。
あの番組は最初から最後まで「本当に起こっていることなのか?」という気持ちで見ていました。
あそこでマツコロイドの人生?が終わっておらず、今も研究が続いていたことに個人的に感動しました。
さらに研究が進めば、もっと精度が高くなるのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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