こんにちは!うたた寝です。
最近注目を浴びているNOA。
NOAがテレビで紹介されるとき”逆輸入アーティスト”と紹介されていました。
この言葉を聞いて疑問に思った方は多いのではないでしょうか?
「逆輸入アーティストって何?」
この記事ではNOA以外にもAyumu Imazu、INTERSECTIONを取り上げて、
逆輸入アーティストは何かについてまとめていきます。
また、逆輸入アーティストが最近増えてきた理由もデータから考察していきます!
【この記事はこんな方におすすめ】
- “逆輸入アーティスト”の意味が知りたい
- 逆輸入アーティストと呼ばれる人はどんなアーティストなのか知りたい
- 逆輸入アーティストが人気な理由が知りたい
- 逆輸入アーティストが増えてきた理由を知りたい
気になるトピックはありましたか?
ぜひ最後までお付き合いください!
逆輸入アーティストとは
そもそも逆輸入アーティストに明確な定義はありません。
アイドルって何?と聞かれて、
定義が曖昧なのと一緒です。
ただ、ネットやテレビで使われている”逆輸入アーティスト”の文脈を考えると、こんな感じの意味として使っているようです。
海外での経験を活かして日本で活動する、日本出身者や日本にゆかりのあるアーティスト
「日本出身者」や「日本にゆかりのある人」と表現したのには理由があります。
今注目されている”逆輸入アーティスト”の中には、日本国籍や日本出身ではない人もいるからです。
通常であれば”逆輸入”というのは、自国にあるものを海外に輸出され、海外でアレンジされた新しいものとして自国に輸入される、という意味です。
なので、”逆輸入”という言葉の使い方としてはだいたい合ってますね。
具体的に今、どんなアーティストが”逆輸入アーティスト”と呼ばれ活動しているのでしょうか?
今回はNOA、Ayumu Imazu、INTERSECTIONの3組が「なぜ”逆輸入アーティスト”と呼ばれるのか」をまとめていきたいと思います!
NOA

今回紹介する3組の中で最も注目されているアーティストがNOAさんです。
あ、私の主観ではないですよ。
Googleの検索でも、圧倒的にNOAが多いんです。

黄色の線がNOAさんの名前が検索された回数を示しています。
このNOAさんが”逆輸入アーティスト”と呼ばれる理由はこの3組の中では一番わかりやすいです。
日本出身だが海外で実力を磨き、日本で活動しているから
わかりやすいですね。
Real Soundの記事を見ると、
NOAさんは子供の頃、BIGBANGのパフォーマンスをテレビで観て衝撃を受けたことをきっかけにアーティストを目指したといいます。

BIGBANGは韓国の男性グループです。
その憧れで韓国に行ってしまったというのだから驚きです。
そして、韓国でいろいろな経験を積み、日本での活動を始めていってるのがNOAさんです。
逆輸入アーティストとしては典型的なパターンと言えるかもしれません。
Ayumu Imazu

AyumuもパターンとしてはNOAと同じです。
ただ、Ayumuの場合は経験を積んだ場所が韓国ではなくアメリカ・ニューヨークでした。
公式プロフィールによると、
出身は大阪府。
ダンスを始めたのは6歳からで、
14歳にはアメリカへ留学。3年半の留学を経て、現在は日本とアメリカの2拠点で活躍するシンガーソングライターです。
作詞・作曲からダンスの振り付けまで自身でやっていることが魅力の一つ。
日本とアメリカを拠点に活躍しているという文言だけでかっこいいのに、
作詞・作曲、振り付けまでやってしまうという才能は魅力でしかないですよね。
INTERSECTION

INTERSECTION は4人の男性メンバーで構成されたグループです。
メンバーはWilliam(ウィリアム)、Kazuma(カズマ)、Caelan(ケーレン)、Mika(ミカ)です。
全員が日米のハーフですが、
出身地は日本ではありません。
Caelan(ケーレン)以外はアメリカ出身で
Caelan(ケーレン)はキューバの出身です。
ただ、日本人の血を受け継ぎながらも、
アメリカやキューバでその土地の文化だけでなく日本の文化などにも触れながら育ってきたメンバーたちです。
そんな4人のメンバーが東京を拠点にして、世界に向けて音楽を発信しよう!というのがこのINTERSECTIONです。
ちなみに残念ながらINTERSECTIONは2022年3月31日で無期限活動休止となり、
現在は個々で活動をしたりしているようです。
逆輸入アーティストが人気な理由
ここまで3組のアーティストを見てきましたが、
人気の理由はおそらくこれではないでしょうか?
流行り×親近感
昨年、休止が発表され世界に衝撃が起こったBTSを始め、現在は”世界的に人気なアーティスト”が増えています。
今回挙げた3組は、最近の流行りである「世界的に認められる音楽」にオリジナリティを織り交ぜたスタイルを持っている印象です。
さらに歌っているのは日本人や日本人の血を受け継いでいる人たち。
日本人であれば親近感が湧くのは当然ですよね。
この2つが掛け合わされたことにより、
日本国内で注目度が上がっているのではないでしょうか?
逆輸入アーティストが誕生した理由
一人ひとりを見れば、それぞれがアーティストになった理由があります。
ただ、3組ものアーティストが”逆輸入アーティスト”として紹介され、
おそらく今後もこういったアーティストが少しずつ増えていくであろうことを考えると、
気になるのは
なぜ”逆輸入アーティスト”が誕生したのか。
ということ。
ここからはデータを元に”逆輸入アーティスト”が誕生した理由を考察していきます。
聴く側の変化

逆輸入アーティストが誕生したきっかけとしては、
まず一つ目として
音楽を聴くリスナーの変化が挙げられるかと思います。
昔は海外の音楽を聴きたい!となれば、
日本でも発売されているCDを買うのが主流で、日本で発売されていない海外アーティストの音楽を聴くことができるのは、
海外に行くことのできる人や、
海外と繋がりを持てる人のみでした。
ですが今はYouTubeや世界的にユーザーを抱えるサブスクの存在によって、
簡単に海外アーティストの音楽を聴くことができます。
2021年のデータでも、
日本人が音楽を聴く方法はYouTubeがトップ。
3位がサブスクとなっています。
これにより、どんな音楽が好き?となったときに海外アーティストの名前を挙げる人も増えたのではないかと思われます。
アーティストを目指す側の変化

今回紹介したNOAは韓国のアーティストに憧れ、韓国で経験を積みました。
2022年の紅白歌合戦でも多くのK-POPグループが出場したことが話題になりましたが、
現在では昔に比べ、多くの海外アーティストをテレビで観る機会も増えてきました。
その中で海外へ出てアーティストやアイドルを目指す人も年々増えています。
聴く側だけでなく、アーティストを目指す側が国内ではなく世界を見るようになったというのも一つの変化でしょう。
運営側の変化

プロデュース、マネジメントをする側の変化もあります。
聴く側もアーティストを目指す側も
少しずつ世界へと視野が広がる中で、
音楽業界の人たちは日本を注目し始めました。
だいぶ古いデータになってしまうのですが、
現在、世界の音楽業界において「日本」というのは大きな市場となっています。

これは10年前のデータではありますが、
音楽市場としてトップ2に入っているのが日本。
しかもそれより下の国と比べて1位2位はダントツです。
このデータを見れば、世界のアーティストをプロデュースする人たちは
「日本で流行れば、成功できる!」と思うことは間違いないですよね。
逆輸入アーティストの誕生理由まとめ
聴く側もアーティストを目指す側も海外の音楽を気軽に聴けるようになったため、日本の曲以外も日本で多く聴かれるようになりました。
さらに日本の音楽市場規模は10年前の時点では世界第2位。
しかも圧倒的1位2位の内の2位です。
アーティストをマネジメント、プロデュースをする側からしたら、
「せっかく日本生まれなんだったり、日本にゆかりがあるんだったら、海外で磨いたスキルを日本で売り込んだらよいのでは?」
と考えますよね。
逆輸入アーティストが最近増えてきたということなのでしょう。
Ayumu Imazuさんに至っては、
巨大な音楽市場1位2位のアメリカ・日本を拠点としているわけですから、
世界的に大成功する可能性は高そうですよね。
逆輸入アーティストまとめ
いかがだったでしょうか?
今回は最近よく聞くようになった”逆輸入アーティスト”とは一体何なのかについて、
“逆輸入アーティスト”として紹介されることの多い3組のアーティストや、
データを見ながら”逆輸入アーティスト”って一体何なのかについてまとめてみました。
改めて記事の内容を振り返ってみましょう!
- 逆輸入アーティストは「日本で活躍する、海外で経験を積んだ日本出身者や日本に縁のあるアーティスト」
- 現在注目の逆輸入アーティストはNOA、Ayumu Imazu、INTERSECTION
- 逆輸入アーティストが人気の理由は「流行×親近感」では?
- 逆輸入アーティストが増えている理由は日本で聴かれる音楽ジャンルの変化と、日本が世界的に大きな音楽市場だったから
今回、考察した”逆輸入アーティストが誕生した理由”を見ると、おそらく今後もこういったアーティストが増えてきそうな予感がします。
NOAやAyumu Imazu、INTERSECTIONがもっと活躍するようになってほしい!という気持ちもありつつ、
今後どんなアーティストが生まれてくるのかも気になります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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